困った時の石(ラビットペブル鉱物標本販売)

国産(日本産) 鉱物

埼玉県秩父郡秩父鉱山大黒坑

秩父鉱山(大黒坑)産の鉄閃亜鉛鉱です。大きさもさることながら、結晶面が鏡の様で、顔を近づけると映る。炭酸塩鉱物を被覆して硫砒鉄鉱も晶出する。元々この標本は秩父鉱山付属の診療所のお医者さんが所蔵していた。当時、採鉱作業は命懸けの作業で、ケガは日常茶飯事、運が悪けりゃ命は無い。採掘レベルのゲージが下がるほど労働条件は悪くなる。品位を高める為に体を斜めにしての削岩採掘作業。労働条件に見合わない報酬の為、鉱物標本がお医者さんへの支払いの代物として使われてきたに違いない。その遣り取りも”鏡”は記憶している。この”鏡”はいろんな出来事を映し、記憶して来た。何か困った時、苦しい時はこの”鏡”を覗くことにしている。鏡の奥から「大したことではない。」と言う声が転がり出てくる。

<ラビットペブル鉱物標本販売>

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